ラジコン情報局 カートイワークス支局

安全に楽しむためのラジコンの電波

今日は、ご存知の方も多いと思いますがラジコンの送信電波についてです。

ラジコンで使用されている電波は
・自動車/ボートなど
 27MHzで 01~12の12バンド、40MHzで61~75の8バンド

・飛行機やヘリコプターなど空物
 40MHzで 77~85の5バンド、72MHzで 17~54の10バンド
と上記の様に分けられています。

また、最新では 2.4GHzの周波数を使うものがあり、こちらは陸上、空の区別なく使用出来ます。

27MHzはトイラジコンなど一般用にも利用されており、40MHz、72MHzはラジコン専用となっています。2.4GHzは無線LANや医療用等ISMバンドとしても利用されているものです。送信機と受信機でペアリングをして使用します。

※ 27MHzは以前、1~6バンドで使用されていましたが、仕様細分化して現在では12バンドとなっています。旧 6バンドは現 12バンドの02,04,06の偶数バンドに相当するため、単独で使用するには混線の可能性が少ないですが、複数で使用する場合は混線の可能性が高い為新旧混在での使用はしない方が無難です。

近くでラジコンをやっている人がいないか、同じバンドを使用しない様に確認しましょう。トイラジコンやトランシーバーなど、27MHz帯は混線の可能性があります。また送信機、受信機の電源バッテリーが減ってくるとコントロール不能(ノーコン)状態になることがあります。
混線や電源不足からのトラブルや事故を起こさない様に、適切なバンド選択と新しく十分に充電されたバッテリーを使用する様にしましょう。

 

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バンドの変更はクリスタルを交換することで行うことが出来ます。送信機用、受信機用の専用クリスタルがあります。変更する時は必ずペアでの交換が必要です。

またメーカーによっても同じバンド数でも仕様が違うことがありますので、プロポメーカーに合わせて交換することがベストです。最近のシンセサイザー付のものは、送受信機のダイヤル操作だけでバンド変更が可能なモデルもあります。電波送信方式に AMと FMがありますので、AM用、FM用それぞれ専用のクリスタルを使用して下さい。

 ミニッツのADバンドについてはまた次回。ラジコンの基本的なことについてもどんどん更新していきます。初心者の方にも分かり易くお伝えして、まだラジコンを知らない方、始めてみようと思っている方、皆さんにラジコンにチャレンジしてみるきっかけとなればと考えています。

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ターマック CTWスタッフ
あらゆる路面・天候の中を駆け抜けるラリーの魅力に取りつかれた車好きの、ブリスターフェンダーマニア。ナローボディも嫌いじゃないけど、美しいフェンダーラインの車が好き。現在は大人しくしてますが、その昔フランスP社の306をMAXI仕様にしたり、ランチアデルタに乗っていました。更に昔は撮鉄でした。ゴハチ(EF58)は外せません。
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