ゾイドプラモデルを島根県浜田市の方よりお譲りいただきました。この度はカートイワークスをご利用いただきありがとうございます。
今もなお人気のあるゾイドシリーズ、動物を兵器に模した作りになっていてトランスフォーマーとはまた違う魅力が詰まっています。そんなゾイドのプラモデルですが、お譲りいただ中でいくつか紹介させていただきます。
タカラトミー 1/72 コマンドウルフ アーバイン仕様
山岳戦の狼こと、オオカミ型ゾイドで人気の高いコマンドウルフのアーバイン仕様のキットになっています。
通常のコマンドウルフとは違い、背中にロングレンジライフルを装備しているのが一番の特徴でしょうか。カラーリングも紫×黒で締まったカラーなので全く違うゾイドにも見えてしまいます。
キットの成形色がキレイで素組みでもほぼ原作通りに仕上がるようになっていて、ゾイドからプラモデルに入った若いモデラーでも完成後の満足度は高いキットになっています。プラモデルを始めたての方には親切で作りやすいので、まずは好きな動物のゾイドを作ってみることをお勧めします。
武装ハードポイントの他にも、かぎ爪部分のストライククローもゴールドカラーの整形色であしらわれています。
足元に視点がいく色使いで、コマンドウルフのポージングを際立たせています。
付属の説明書はキットの組み立て方だけではなく、ゾイドの世界観を詳細に知ることが出来て作成前はストーリーや設定を必ず見てしまいます。
オオカミらしい動物の特徴捉えたポージングが可能なのが、ゾイドシリーズプラモデルの他と違うところだと思います。
立ちポーズを1つとっても何をしているのかが一目瞭然になり、関節部分などの細かな部分も動物の骨格を再現しているので背面も映えますね。
コトブキヤ 1/72 ライガーゼロイエーガー マーキングプラスVer.
こちらもゾイドの中でも人気が非常に高いライガーゼロシリーズになります。その中でも高速戦闘に特化したイエーガーは他のゾイドに比べて装甲が薄いので、スタイリッシュな印象を受けます。”蒼き狩人”の異名もカッコいいので余計に印象に残ります。
成型色も多彩でデカールの量が多く、素組みにデカールを貼り付けるだけでほとんどパッケージ通りになります。またデカールの貼り方で個性が出るキットになっているので、塗装をしなくともオリジナリティ豊かなライガーゼロイエーガーが出来上がります。エアブラシやペンマーカーが無くともパッケージに近い仕上がりが出来るキットは少ないので、このマーキングプラスバージョンはぜひ作成してほしいですね。
ゾイドコアもクリアレッドになっていて見えない部分もしっかり再現されています。細かなところもしっかり色分けされていて親切なキットだと思います。
仕上がりはパッケージの状態にデカールをプラスしていく形になります。デカールが無い状態だとイエーガーは見た目が細いので、兵器というよりは野生の狼を連想させます。逆にデカールを貼り付けると一気に兵器としての色が濃くなるのでその変化も面白いです。
今でもライガーゼロと聞くとスタンダードでもあり、主人公格のイエーガーを連想させられます。
コトブキヤ 1/72 ライガーゼロパンツァー マーキングプラスVer.
”深緑の重火器”ことライガーゼロパンツァーのキットです。異名の通り体中に火器が装備されていて、ライガーの見た目がイエーガーとはほとんど違うものになっています。装備をパージして格闘戦を行うこともできるのですが、キットも重火器パーツを外すことが出来るので設定通りに変化することが可能になっているキットです。
ミリタリーカラーの出ているキットで、成型色もキレイに出ていますね。ゾイドのキットが好まれる要因でもありますが、だれが作っても80点のキットは上級者モデラーには嫌厭されることもあります。ですが個性が出にくい部分も細かなエッジングを重ねるとよりリアリティになるキットですので、上級者モデラーに愛されている印象が強いです。
ゾイドシリーズは4足歩行の機体も多く活躍していますが、2足歩行の機体も数多くいますので多種多様なゾイドから気に入る1つが必ずあると思います。プラモ作成に迷われた際はゾイドを作ってみてはいかがでしょうか？
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