ラジコン情報局 カートイワークス支局

ラジコンとの出会いとその先に見えたもの

【自己紹介】

初めまして。ラジコン大好き女子45(ようこ)です。日々のRC活動は、Twitter(@chokoshokoluke)で気の向くままに呟いています。

ラジコンとの出会いは2年前。今ではすっかり競技RCを楽しむ日々。なぜ、こんなにラジコンに夢中なのか。ラジコンとの衝撃の出会いからの2年間を懐かしく振り返りつつ、初心者ならではのラジコン経験を皆様にお伝えできればと思います。お付き合いくだされば幸いです。

【45ラジコンと出会う】

あれは、2018年の6月のことでした。神戸モザイクで見た、無数のテントにカラフルな小さい車と人だかり。

今までの人生で見たことのない光景が目の前に広がっていました。開催されていたのは、かの有名なラジコンレースであるタミヤグランプリ。大切なペットを抱きかかえるように、小さな車を愛おしそうに眺める大人たち。こぼれ落ちるような笑顔。

私にとってその風景は荒野に咲いた一輪の花のよう。一瞬にして目も心も奪われました。「ナニコレ。メッチャタノシソウ・・・」

脳裏によぎった言葉は「ワタシ、コレゼッタイニスキダ。」この衝撃的な出会いが、今後の私の人生を大きく変えることになるとは、その時は夢にも思いませんでした。

【45ラジコンを購入する】

それから数日間、神戸のタミヤグランプリで見た景色で頭がいっぱい。参加者の皆さんのまぶしい笑顔がふと思い出されます。

ちょうどその頃、私は何か自分自身の置かれた環境を変えたいと感じていました。平凡な毎日に刺激的なスパイス。「私もラジコンをやってみたい。」ただその好奇心が私を突き動かしていました。

近くのラジコンショップを携帯で探し、GPSを頼りに自転車で爆走すること30分。これまで経験したことのない異空間へと足を踏み入れようとしていたからでしょう。高鳴る鼓動と荒ぶる息を抑えつつ、ラジコンショップへ入店。

カウンターの中には、日に焼けたちょっと強面の背の高い店長さんとおぼしき人。そのカウンター越しで、私が勇気を振り絞って発した言葉は「ラ、ラジコンしたいんです・・・。」

私の高揚感とは反比例するような固まった空気感。店内にいた男性客も全方位から珍種を見るような目でこちらを見ていた気がします。

カウンターの前で硬い笑顔で粘る私。『えっと・・・神戸モザイクで見かけたのは、確かラジコンっていう名前で良かったよね?』と、心の中で呟きました。今ならわかります。その言動がいかに突拍子もなかったのかが。

店長も驚きつつも「ドリフト?」「ツーリング?」と私がどの種類のラジコンカーを始めたいのか、投げかけてくれました。

私はしどろもどろになりながら神戸で見た小さいカラフルな車とレースのことを何とか店長へ伝えました。そしておススメしていただいたのが、記念すべき初号機となるTT-01のXBシリーズでした。

その箱は、どんなブランド品よりも素敵なプレゼントに見えました。「ちょっと走らせてみる?」と禁断の言葉をささやかれ、はやる気持ちを抑えながら、併設されている室内サーキットを早速走らせてみることに。

生まれてこのかた何十年とラジコンを触ったことのない、まったくのド素人がいきなりのシェイクダウンです。でも、最初にしては、初心者にありがちな左右問題も難なくクリアし、車がまぁまぁ前へ進んでいたのではと思います。

「ちゃんと走らせれてるねー。最初にしてはうまいねー」その鮮やかな言葉のじゅうたんにまんまと乗せられ、まだ見ぬ世界、いわゆる「ラジコン沼」へと女ひとり旅立つことになるのです。

【45ラジコンにはまる】

宝物を手に入れた私は、毎週末になると、旅行カバンに車、プロポ、バッテリーを入れて、いそいそとサーキットに通ったのでした。

自転車を漕ぐ足取りは、まるで初恋の人に会いに行く学生のように坂道だって立ち漕ぎです。「ラジコンを早く走らせたい」その一心で。

好奇心を頼りに一歩進む「経験」から新しい「体験」が生まれている時、見るものすべてが新鮮で楽しいですよね。私にとっては「ラジコン」との出会いがまさにそれでした。

そんな私の気持ちもつゆ知らずまわりの方達は、私がすぐにラジコンをやめると思っていたようです。興味があるのは、最初だけ。すぐに飽きるんじゃないかと。

また「何でラジコンはじめたの?」「何がきっかけ?」といったことも周りの人からよく聞かれました。そして「女性一人ではじめるのは珍しいね」とも。そう、女性一人でのサーキットデビューはかなりレアな存在だったみたいです。

でも、その時思ったんです。『神戸の会場で見た女性やこども達は一体どこに???あの時は老若男女問わず、楽しめる雰囲気醸し出してたよね???』と。神戸で見た光景と、かけられる言葉の違いに驚きを隠せませんでした。

今思えば、他人の言うことはあまり気にしないという元来の性格も幸いし、一人マイペースにサーキット通いを楽しむことができていたのが良かったようです。自分の信じる道をただつきすすむ。これはどんな分野でも本当に大事だと思っています。

【45ショップレースに初参戦】

ラジコンをはじめて1か月もたたないある日のこと、まわりの諸先輩方の「レース出てみたら?」という軽いノリで、いつの間にか私のエントリーが完了。そしてショップのナイトレースに参戦することに。

もちろんレースのルールなど知るはずもなく、まだまだコース上もピンポール状態。今思えば、あれこれ考える猶予を与えられることなく、「とりあえずやってみる」という状況にいきなりぶちこまれたのが良かったのかもしれません。

知らぬ間にレール上に乗せられているという感じ。普通電車に乗るつもりが実は特急で、降りたくても途中下車は不可能。腹をくくって「行くしかない」そんな無謀な状況です。そこは「ま。なんとかなるか」と、プロポ握って一か月そこそこのド素人がショップレースに勇ましく参戦してみることに。

いざ走ってみると、皆さんのご想像通りのレース初心者あるある状態です。当時のレース動画を改めて見ると、私の45号は壁にぶち当たりながら、瀕死の状態でコース上を右に左にひたすらのたうち回っていました。

もはやレースと言えるものではなく、動く障害物、いや、動くシケイン。ぶつかってもスーパーキノコのようなボーナスは一切なし。そんな邪魔でしかなかったド素人とレースを共にしてくださった皆様、本当にありがとうございました。もし、その時に嫌な思いをしていたら、二度とレースに出ようと思わなかったかもしれません。

とにかく初めてのデビューレースが楽しかった。そして、レース終了後の恒例じゃんけん大会では、NSX軽量ボディパーツセットをゲット。実は、その時いただいたボディは、一年半後タイで行われた国際レースTITCで使用することになります。

そんな未来が待っているとはつゆ知らず、軽量NSXのありがたみすらわからないまま、透明ボディを景品にいただいたのでした。そして、このハチャメチャなデビュー戦をきっかけに、私の競技ラジコン人生はスタートをきることになったのです。

【ラジコンのその先にあるもの】

「一流を見ることで何かを感じ学びとる。」何事も中途半端は嫌で、とことんやり尽くすことをモットーとしている私は、人生をかけて取り組んでいる人の表現するものを見ることが勉強になると思い、エキスパートな方達が多く参加する全国各地のレースを見学するようになりました。

千分の一秒を争うハイスピードでのバトルにアドレナリンラッシュ。競技ラジコンを通じて仲間たちと全力で味わう喜怒哀楽に、ふと大切な何かを思い出し、人生を着替えたくなるような感覚になったのでした。

私は競技RCを軸にした遠征ラジコンが大好きで、ラジコンをはじめて一年半で、韓国GRC、タイaddictの海外レース2戦を経験し、日本全国29か所のサーキットを走らせました。

これからも、全国各地のサーキットを訪れて、そこから拡がる世界に触れていきたいなと思っています。世界中のRC仲間やグルメとの新たな出会い、予想もしてなかった無数のチャンスが舞い込んでくるのでしょう。

ラジコンをツールとして、まだまだ自分自身の成長に繋がる喜怒哀楽を経験できると思うと、夢は果てしなく広がっていきます。

私は競技RCがメインで活動していますがラジコンの楽しみ方は人それぞれ。マシンの製作やボディ塗装など、楽しみ方のバリエーションが多いのもラジコンの特徴かもしれません。

限りある人生の中で、「見たい」「行きたい」「欲しい」「やってみたい」というふと沸き起こる好奇心をもとに行動してみる。その小さな心の声を聞き逃さず、キャッチすることを忘れないでください。すると新しい世界が待っています。

例えば私は2年前までは、このようなラジコンの魅力を語る文章を書かせていただくことになる自分を想像すらしていませんでした。

お読みくださった皆様と、どこかのサーキットでご一緒できることを楽しみにしています。その際は、ぜひ気軽にお声がけください。

 

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猫と競技RCをこよなく愛す初心者女子ドライバー。遠征ラジにはまり、愛車45号とともに訪れたサーキットは、一年半で海外2箇所を含む計31箇所になりました。最近は、オフロードのレースに初参戦するためにもっぱらバギーの練習中。
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