今回は見かける機会の少ない貴重なミニカー達を東京都千代田区より宅配にてお譲りいただきました。カートイワークスをご利用いただき、ありがとうございました。
大盛屋(ミクロペット)製のミニカーは、ファンの間ではトップクラスでレアなものです。
その大きな要因が2つ。まず大盛屋のチェリカフェニックスシリーズはアンチモニー製。そのためやわらかい質感が表現され美しいのですが、反面劣化しやすく…。つまるところ現存しているというだけで価値が高まります。
次に生産数が限られていた為です。大盛屋はミニカーファンの心をつかむようなアンチモニー製のミニカーを生産していました。しかし数年で倒産しています。数年の生産期間、かつアンチモニー製のミニカーは製造に手間がかかりますので、流通数は限られていたそうです。
つまり美しいけど壊れやすい為、現存するミクロペットミニカーは少数。それゆえに国産メーカーの中でも希少性の高いミニカーとして君臨しているというわけなのです。
と大盛屋の話はさておき、今回お譲りいただいたブルーバードのお尻。アンチモニ―製ゆえにプリっとしていて素敵です。よく見るとシルバーで塗装された部分には多少の劣化は見受けられますが、ボディに目立つ剥がれがないのでご依頼者様が大切に保管されてきたのだ、という歴史が伺えました。
ちなみにこちらのブルーバードはチェリカフェニックスシリーズの中でもさらに生産数が限られていたので貴重な車種となっています。昭和38年型のモデルですが、実車のモデルが発売後すぐに実車もモデルチェンジ。そのため生産期間も当然短く。そんな経緯もあって、シリーズ中、最も生産数が限られた車種となったのです。
続いて先ほど紹介した38年型のブルーバードとほぼ同期の1台、モデルペットのホンダS800クーペです。ミニカーになるとアンチモニー製だからか、よりフォルムの可愛らしさ、丸みが押し出されている気がします。
こちらは箱もセットでお譲りいただきました。当時の箱もついていて、コレクション欲も高まる1品。ぜひ箱の絵と比較して違いを見つけてみてはいかがでしょうか?
大盛屋のミクロペットと、アサヒ玩具のモデルペットという、発売されていた当時はライバル関係にあったミニカー達。両社ともに1960年付近で販売を行っていたメーカーですね。今回お譲りいただいたミニカーはそんな両メーカーのミニカーが多数。おおよそ60年前から存在しているミニカー達。
こういった貴重なミニカー達を目の当たりにできるのは、いち車好きスタッフとして嬉しいものがあります。「あぁ当時こんなミニカー売っていたな~」なんて、当時を振り返ることもできるので。
カートイワークスでは今回お売りいただきました懐かしいミニカー達も、最新のミニカー達も買取を行っております。
今回お譲りいただいたメーカーの事例、買取価格などミクロペット買取価格表/モデルペット買取価格表にて掲載しております。ご興味ありましたらぜひご覧くださいませ。
もちろん貴重なミニカーはまず買取価格を知りたい、と思うところから始まると思います。ミニカー買取専門スタッフがお見積りをいたします。ミニカー買取専門店「カートイワークス」まで気兼ねなくお問い合わせください。