
東京都八王子市のお客様宅にお伺いさせて頂いて、1995年から1997年にかけて発売された組立済みのSDガンダムキットや、未組立のガンプラ、ジオノグラフィなどのフィギュアをまとめてお譲りいただきました。
SDガンダムは組済みですが、この時期だけ発売されていた、メッキと彩色を組み合わせた「輝羅鋼(キラハガネ)」パーツが組込まれたキットのため、組済みでもとても価値のあるキットになります。
| 買取金額 | 合計21,000円 ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
| 商品名 | 「BB戦士 167 輝神大将軍獅龍凰」「BB戦士 153 超機動大将軍」「BB戦士 163+164 特別黄金2体セット 轟炎武威大将軍」等 |
| メーカー | バンダイ |
| カテゴリ | ガンプラ、SDガンダム |
組立済みの場合には商品の価値は下がってしまう物ですが、今回お譲り頂いたSDガンダムの「輝羅鋼」などは(もちろん金額的には未組立品には及びませんが)、組立済みの物でも定価以上の価値があります。これはキットが絶版扱いになり再生産が見込めないからと言う一面もありますが、「輝羅鋼」の場合にはキットに含まれる特殊な製法で作られているパーツを生産する技術が無くなった事による要因が強く、他の絶版キットと違い個人レベルで再現出来るものでは無い事が価値を高める理由となっています。


輝羅鋼とは

金型とプラパーツの間に専用のフィルムを挟み込むことで、成型と彩色を同時に行う「インモールド成形技術」によって成形された美麗なパーツの名称です。
特にクリアパーツと組み合わせた「結晶輝羅鋼」は、表面に文様を再現しつつ、裏面はクリアパーツ越しにファイヤーパターンが描かれるなど、その製造工程を考えるだけで知恵熱で寝込みそうです。


しかし複雑な製造工程とコストの関係で、一時期は復刻不可能な文字通りの「ロストテクノロジー」として扱われます。2010年にリリースされた「輝羅鋼極彩」版では輝羅鋼を再現することができず、ホイルシールなどを組み合わせた仕様となりました。
しかし2020年代に入って生産体制の見直しが図られ、インモールド技術の再現に着手。2022年8月発売の『水星の魔女』登場MS「ガンダムルブリス」胸部のシェルユニットに採用されました。以後もSDワールドシリーズの新規アイテムの一部に採用されてきました。
そして2026年、ついに「復刻」輝羅鋼Ver.としてインモールド成形を採用した、当時金型の天零頑駄無が発売。インモールド成形はアップグレードされており、「極彩」版で追加されたグラデーション処理が盛り込まれています。

この勢いで他の輝羅鋼も……となった方も多いと思いますが、現状(2026年9月)は天零頑駄無のみが復刻輝羅鋼Ver.で、他は極彩仕様での復刻です。今後の展開に期待したいですね。
『BB戦士 167 輝神大将軍獅龍凰(初版)』

1996年11月発売。天零頑駄無が大将軍へと変身した姿です。獅天鎧、龍天鎧、凰天鎧の3つの「輝獣の鎧」を装着しており、輝獣獅龍凰へと変形します。初版に付属する結晶輝羅鋼パーツは青龍と赤獅子の非対称デザインと相まって、当時のシリーズでも屈指の美しさです。

もうちょっと横幅が狭ければもっと写真映えするんですけどねえ。


今回お譲りいただいた組立済品は、パーツも細かい欠品もありますが、「極彩」版として2010年と2026年にリリースされていますのでパーツの補完が可能なのが嬉しいですね。最新版では金色パーツの成形色も明るめに変更されています。

現在はメッキ風仕上げの塗料も多数発売されていますので、入手しやすい極彩版を塗装するのも楽しいのでは。メッキ風仕上げの極彩版パーツと、今回のような初版パーツを組み合わせた究極の輝羅鋼を見てみたいですね。
『BB戦士 153 超機動大将軍(初版)』

武者號斗丸が搭乗し、機動天空城からSD体型の「機動鋼人」と「天光鳳凰(シャインフェニックス)」に分離。鎧を纏う資質を持った者が現れた場合は、リアル頭身の超機動大将軍となります。輝神大将軍獅龍凰と同様、年末商戦狙いの大箱商品として1995年10月に発売されました。


シャインフェニックスのウイングパーツとして、初めてクリアパーツの結晶輝羅鋼を採用。塗分けは上記の獅龍凰より細かいのですが、獅龍凰の色使いのほうがまとまり感があるかなという個人的感想です。シリーズを通して洗練されていく印象ですね。
『BB戦士 163+164 特別黄金2体セット 轟炎武威大将軍(初版)』

シリーズNo.163の武威凰大将軍と、No.164 頑駄無轟炎王のセット仕様です。通常版では白や銀を基調した成形色を、金をメインとした成形色へと変更。合体時の轟炎武威大将軍のカラーリングの統一感を高めています。


結晶輝羅鋼パーツは1996年に発売された武威凰大将軍に付属。シリーズを通じて2番目の結晶輝羅鋼採用品でした。ステンドグラスのような幾何学系デザインが4枚、X状に展開します。……個人の感想ですが、獅龍凰や超機動大将軍の龍などをあしらった輝羅鋼って、昭和ヤンキーの学ラン裏地の刺繍っぽいですよね。


このほか多数の組み済/未組立のガンプラや、ジオノグラフィ F2型ザク/ザクデザートなどの完成品トイををあわせてお譲りいただいております。
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