
埼玉県羽生市にある埼玉本店の店頭買取サービスにて、NINCOの「GTI CUP スターターセット」や「EXTENSION KIT4」などのスロットカーのコースと共に、スロットカーの車両もまとめてお譲りいただきました。
カートイワークスの店頭買取サービスをご利用頂きましてありがとうございました。
| 買取金額 | 合計22,290円 ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
| 商品名 | 「NINCO 20121 1/32スケールスロットカーレース GTI CUP スターターセット」「NINCO EXTENSION KIT4」「Carrera ポルシェ 935/78 Moby Dick」等 |
| メーカー | NINCO/ニンコ、Carrera/カレラ |
| カテゴリ | スロットカー |
スロットカーの車両自体はモーターとギア、タイヤというシンプルな構成。したがって走行に関わる部分では破損が少ないのが特徴です。ミニ四駆のように本体モーターやタイヤ、ボディ外装などがカスタマイズ可能ですが、モーターのパワーアップはピーキーさとの引き換えになるのが悩みどころですね。カートイワークスではカスタマイズやアップグレードパーツはもちろん、カスタマイズカーの買取も大歓迎です。


スロットカーの歴史 ~スロットカーがガンプラを生んだ?~

スロットカーの歴史は1912年まで遡ります。アメリカのラオネル社が線路から電源が供給される鉄道模型の方式をそのまま自動車に応用してリリースしますが、1915年には生産終了。二度の大戦などの影響もあり、再びスロットカーが世に登場するのは1957年となります。
この年イギリスのミニモデル車がリリースした1/32の「スケーレックストリック」は、車両の再現性とあいまって人気アイテムとなります。1960年代には世界中でスロットカーレーシングが大流行、スケールもヨーロッパでは1/32~1/43、日本やアメリカでは1/24スケールが流行しました。イギリスからアメリカを経由して日本に伝わるのは、プラモデルと同じルートですね。
日本のスロットカーブーム
この頃の日本国内ではマブチモーター(当時は東京科学工業ほか色々商号が変わるので71年からのマブチモーターに統一)が1958年に小型マグネットモーターの開発に成功。その活用先を模索していく上でアメリカでスロットカーブームに着目しました。同社は業界の視察団を派遣するなど、スロットカー事業を日本に導入するにあたり主導的な役割を果たしています。1963年には高電圧・高速小型のマグネットモーター(FTタイプ)を開発し、モデルレーシングカー(スロットカーのことですね)用として発売します。この頃には郡是産業(後のGSIクレオス)が後楽園に日本初のサーキットをオープンしていました。1965年には輸入商社、模型メーカー、サーキット運営者による全日本モデルカーレーシング協会が設立されています。
以後、タミヤ、オータキ、東京プラモ、三共ポリマー、童友社、学研、レベル(郡是産業と提携)、ハセガワ、ニチモ、ミドリ、コグレ、マルサンといった、ほとんどのプラモデルメーカーがスロットカー事業に参入。各地に1周30~50mのコースが作られ、マシンの販売とコースのレンタルが行われヒットします。模型店の店頭でもちょっとしたコースが作れるので、スケール的にはミニ四駆と同じイメージですね。
国内ブームの終焉
競争原理が働くことでヒットするのは玩具・ゲーム業界でもおなじみの現象です。しかし不特定多数が出入りする場所となるとやはり年少者が非行に巻き込まれたりといった問題が発生。当時のPTAでも問題となり、ブームは急速にしぼんでいきます。当時はブームの伝播にもタイムラグがありましたので、東京や大阪などの大都市では数年持ちましたが、地方の模型店に商品が入荷するようになった1966年頃には沈静化。九州の八幡にできたサーキットなどは、三か月持たなかったという記録があります。
模型メーカーのコグレが倒産したのが1967年7月ですが、これはスロットカー需要を当て込んだ過剰投資とブームの終息が原因だったと言われています。この時玩具メーカーだったバンダイは、スロットカー(レーシングカー)のジャンルでコグレと協力関係にありました。その縁もあってバンダイはコグレ倒産後に同社の金型を買い取っており、これが模型部門発足のきっかけとなります。
この後69年のイマイの(最初の)倒産によりイマイの金型と工場を購入、71年のバンダイ模型設立へとつながりました。そこから約10年後にガンプラブームが到来したわけです。コグレ倒産による模型部門の下地作りがなかったら、バンダイのプラモデル事業は今とは違ったスタイルだったかもしれません。
90年代以降

話をスロットカーに戻して、1990年代に入ると再びヨーロッパでスロットカーブームが再燃。造形技術の向上もあり、リアルな車両を高速で競争させる魅力で人気となります。2000年代に入るとデジタルによる速度調整技術が導入され、同一レーンで複数台の同時走行も可能となりました。しかしデジタル制御の規格がメーカーごとに統一されなかったため、従来型の「アナログシステム」も継続して愛用されています。
『NINCO 1/32スケールスロットカーレース GTI CUP スターターセット』

今回お譲りいただいたこのセットの発売元であるNINCO社も、1993年に設立されたスペインのメーカーです。基本となるオーバルコースと、コントローラー&スロットカー2点ずつのセットとなっています。


パッケージ背面にはオプションセットと組み合わせた各種レイアウトがプリントされており、たとえば店頭でこの図を参照にして増設セットを購入すれば、最初から複雑なレイアウトで楽しむことが可能なわけですね。

コース表面をよく見るとグリップ力を高めるため表面がざらざらに加工されています。実際のサーキットのコースのように、摩擦係数を高めているわけですね。
『NINCO EXTENSION KIT4』



こちらはユニークな小型の一車線Uターン用のコースです。コース終端に取り付けることで、一方のレーンからもう一方のレーンに戻って走行可能。手持ちのコースをフルに使ったソロでの練習が可能です。
『Carrera ポルシェ 935/78 Moby dick』

1970年代のグループ5(シルエットフォーミュラ)用に開発された935シリーズをベースに、1978年にル・マン24時間耐久に焦点を当てて開発された車体です。本来の目的はグループ6のプロトタイプカー936を援護することでした。「モビーディック(白鯨)」の愛称通り、前後左右に張り出した巨大なボディが特徴。最高速もストレートでは936を凌ぐほどの高速マシンでしたが残念ながら結果にはつながりませんでした。しかし独特の迫力あるボディは現在も熱烈なファンの支持を得ています。


「カレラ」社はドイツの玩具メーカー。1963年から1/32スロットカーの開発に携わっており、ヨーロッパでは「カレラ」はスロットカーの代名詞にもなっています。現在は競技志向の1/24、スタンダードな1/32、ライトユーザー向けの1/43と各スケールを展開しています。


ちなみに現在日本国内では京商がカレラの正規代理店となっています。今回は同社のスターターセット「カレラ エヴォリューション GTレース」もお譲りいただきました。
カートイワークスでは各種スロットカーの買取をお待ちしております。車体、コース、セット、オプションの機器・パーツなどいずれも大歓迎です。
コースなどボリュームのあるアイテムの場合、荷造りも大変ですので、ご近所であれば店頭買取のご利用がおすすめです。












