
埼玉県さいたま市のお客様宅にお伺いさせて頂いて、1980年代に『S.F.3.D ORIGINAL』としてスタートした横山宏氏デザインのオリジナルキットシリーズ『マシーネンクリーガー(Ma.K)』の未組立キットや組済品、関連書籍等をまとめてお譲り頂きました。
カートイワークにご依頼頂きましてありがとうございました。
今回は紆余曲折いろいろあった『マシーネンクリーガー(Ma.K)』について時系列に沿って紹介していきたいと思います。
| 買取金額 | 合計101,160円 ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
| 商品名 | 「NITTO 1/20 S.F.3.D ORIGINAL NEUSPOTTER MS465」「NITTO 1/6 S.A.F.S ソフビキット」「ウェーブ Ma.K. 1/20 スーパージェリー H.A.F.S. F.2」「ハセガワ 1/20 Ma.K. グリフォン Pkf.85bis」「マックスファクトリー 1/35 PLAMAX Ma.K. ファルケ Pkf.85」等 |
| メーカー | 日東科学、ウェーブ、ハセガワ、マックスファクトリー |
| カテゴリ | プラモデル |
始まりが模型誌記事と言うブランドでもありますので、コレクションというよりは購入後塗装して組立てられる方が多いと思います。もちろん組立・塗装済や組立途中でも大歓迎です。人気があるのは今回『Ma.K』版でお譲りいただいています1/6系ですね。80年代のニットー『S.F.3.D ORIGINAL』版や、メディコム・トイのフィギュア登場可能なS.A.F.Sをお待ちしてます!


『S.F.3.D ORIGINAL』とは

「ホビージャパン」1982年5月号よりスタートした、横山宏造形・イラストによるパワードスーツをテーマとした作例記事企画です。第1回記事のAFSのベースになったのは、完成品トイである『ミクロマン』の強化スーツ2と3でした。連載が進み日東科学からキット化されます。1984年2月に発売された第一弾のA.F.Sのシュリンクでくるまれたクリーム色のパッケージは、それまでのどんなSFプラモよりハイセンスでした。日東のキットも人気シリーズとなり、85年の同社の廃業までわずか1年数か月の間に20点を越えるキットがリリースされています。
その後「ホビージャパン」と「モデルグラフィックス」間の確執や商標利用に関する訴訟など色々ありますが割愛。現在では複数のメーカーから『Ma.K』のインジェクションキットやガレージキットがリリースされ、また、ホビージャパンとも和解し、時折ですが『S.F.3.D』ブランドでのアイテムリリースが行われています。
日東科学

80年代当時『S.F.3.D ORIGINAL』シリーズをリリースしたメーカーです。80年代前半はスケールモデルのほか『ミクロマン』『ダイアクロン』などのタカラ発の玩具をキット化。リアルタイプなど独自アレンジの展開を行っていました。85年の火事をきっかけに一旦廃業。90年代に射出メーカーとして復活し、80年代当時の金型を『Ma.K』として発売します。
『NITTO/ウェーブ 1/20 NEUSPOTTER』

今回は90年以降リリースの「日東版Ma.K」も多数お譲りいただいておりますが、やはり注目は80年代にリリースされた『S.F.3.D』版の「ノイスポッター」ですね。

こちらは下半分の金型が破損したため『Ma.K』シリーズでは再販することができませんでした。しかし00年代よりMa.Kシリーズをインジェクションキットとしてリリースしていたウェーブが、2019年に不足パーツ分の金型を新規作成して発売しました。


その際に日東版からパーツ構成も見直し、スチール線やスプリングなどを組み合わせていたマニピュレータをプラパーツ化しています。
『NITTO 1/6 S.A.F.S ソフビキット』

2000年に発売された1/6スケールのソフビ製S.A.F.Sです。経年のため頭部ハッチが歪んでいますが、お湯などにつけることで矯正できると思います。


2009年にはメディコム・トイから、完全新規金型で1/6女性兵士フィギュアが搭乗可能なS.A.F.Sがリリースされました。(参考:公式サイト)
ウェーブ

先述の通り2000年代以降、1/20スケールインジェクションキットを多数リリース。また、横山宏のブランド「3Q MODEL」の生産も担当しています。


ハセガワ

「グローサーフント」や「アルタイル」「ナッツロッカー」「グリフォン」「ルナダイバー スティングレイ」など、大型アイテムを中心としたビークル系アイテムを1/20と1/35でラインナップしています。
モデルカステン/マックスファクトリー/海洋堂

モデルカステンはニットーのキットにキャスト製パーツを組み合わせて、「スネークアイ」などのバリエーション機を展開いていました。


マックスファクトリー「ファルケ」や海洋堂「グラジエーター」「ガチャーネンクリーガー」などは、ミリタリープラモ標準の1/35スケールです。
ホビージャパン 1982年5月号

こちらはおまけとしまして私物の『S.F.3.D ORIGINAL』デビュー号です。一色記事は全4ページでこの次のページには流用パーツのレシピも掲載されていました。


特集「すばらしき駄物キット」の記事中では、『S.F.3.D』以外にも『ミクロマン』のアーマードスーツや『ダイアクロン』のワルダースーツの玩具をリアルメカに改造。『Dr.スランプ』リブギコをリアルタイプ風仕上げにしたり、『伝説巨神イデオン』の1/600ガンガ・ルブを作り込んだ作例が掲載されています。


表4は「HOW TO BUILD GUNDAM2」。82年5月頃といえば、ガンプララッシュが一息ついて、1/100リアルタイプがスタート。ガウ攻撃空母やマゼラ・アタックなどのビークルやモビルアーマーなどラインナップに息切れ感が出てきていました。この号の特集は「ポストガンダム」を模索する狙いもあったのかもしれません。そしてそれは『S.F.3.D』という形で見事に結実したわけです。
カートイワークスでは『S.F.3.D ORIGINAL』『Ma.K』など、各種SFキットの買取をお待ちしております。コレクション多数の場合はご自宅まで伺う出張買取も対応しております。まずはお気軽にご連絡ください。


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