あの一コマがボックスアートになるとは……
メカコレクション ドラゴンボール
バンダイのプラモデルというとガンプラが有名ですが、じつはキャラクター物のプラモデルも根強い人気があります。
その中でも今最も人気のあるのが、宇宙戦艦ヤマト、スターウォーズ、そして今回のドラゴンボールです。筆者はちょうどドラゴンボール世代なので懐かしく思い、今回ヤムチャのマイティマウス号を作ってみました。
小さいのにくっきりとしたモールドです
とにかくフィギュアが小さく、しかも黒地なので自分で塗装する必要があり、マイティマウス号よりもフィギュアの塗装に大部分の時間を費やしました。
普段は飛行機と艦船模型を作ることが多く、手持ちの塗料がラッカーとエナメルしかなかったので、フィギュアの塗装も白いサーフェイサーをエアブラシで塗装後、肌色をエアブラシで塗装し残りは筆で少しずつ塗装を行いました。
プーアルが小さくてハンドルに隠れてるのがおわかりいただけるだろうか……
特にプーアルが小さくて小さくて……手がプルプル震えながら塗装しました。塗装後そのままだとのっぺりとした感じになってしまうので、GSIクレオスのフィルタリキッドのシェードブルーを使ってフィルタリングしました。
ヤムチャの服部分のシワを強調したかったので、ブラウンの墨入れ塗料を軽く塗りました。マイティマウス号にも墨入れをしようか迷いましたが、くっきりとしたモールドが入っていたのでとくに追加工作や塗装表現は行いませんでした。
それでこのすばらしいディテールですので、最新のプラモデルの技術力の高さに驚いています。だいたい 1/35 ～ 1/45くらいの縮尺で、これだけモールドがくっきりと入ったフィギュアが 2体、しかもお値段 600円を下回るという激安価格……本当にオススメです！
つや消しによって全体の質感が統一されることにより立体感が出ました
仕上げ
マイティマウス号本体は部分的に塗装をした後、つや消しを吹いて仕上げました。手斧やスコップの細部は筆を使って部分塗装を行いました。後ろの燃料タンク部分の革帯の塗装が若干難しかったのを除けば、とても組み立てやすく模型の入門にも適しているのではないかと思いました。
後ろのナンバープレートはデカールです
ナンバープレートはデカールです。デカールはナンバープレートの1枚だけしかありません。
脇役が模型化される珍しさ
悟空やベジータなど、主人公やライバルなどは模型化されることが多いのですが、ヤムチャやプーアルが模型化されることは少なく、ある意味とても希少？な模型化なのではないでしょうか。
カートイワークスでは、プラモデルの買取り・販売をしています。今回製作しましたバンダイの最新キットから、旧バンダイマークの絶版キットまでメーカー新旧問わず、お取扱しています。以下買い取ったものの一例になります。
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