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超レア「香港トミカ」の全て。歴史・レアな理由を徹底解明!

こんにちは、カートイワークスのケーソンです。

今回のテーマは、皆様もよくご存知の「トミカ」。私にとっても、幼い頃から身近な存在です。

トミカは昭和45年(1970年)に誕生し、実に50年以上の歴史があります。長い歴史の中では、初期のパッケージである「黒箱」を筆頭に、ファンの心をくすぐる「レアもの」が数多く存在してきました。

今回は、そんなレアなトミカの中でも異彩を放つ「香港トミカ」について紹介します。全トミカファンに伝えたい、香港トミカの出自と奥深さをご覧ください。

香港トミカとは? その歴史的背景

香港トミカ(ホンコントミカ)とは、1971年〜1972年に香港で生産されたトミカのことです。

香港で生産された事情は、トミカ最初期の歴史に関わっています。

トミーは1970年当初、国内の本社工場だけでトミカを生産していました。しかし1970年8月の発売直後にトミカは爆発的な人気となり、生産が需要に追いつかなくなります。

そこで、急きょトミーは香港にあった工場へ生産を委託しました。 その工場で生産されたトミカが、後に「香港トミカ」と呼ばれるようになったのです。

香港トミカが稀少な理由

そんな経緯で、香港でかつて生産された「香港トミカ」。ではなぜ香港トミカが非常にレアだとされているのでしょうか? これから3つの理由を解説していきます。

稀少な理由1:生産時期の短さ

香港でのトミカ生産はわずか1年程度で終了しています。 香港工場の生産品は品質面でのバラつきが大きく、早期に国内生産へ切り替えられたためです。

生産された期間が約1年しかなかったために市場に出回る量が極端に少なくなり、現在の稀少性につながっています。

ケーソン

「品質のバラつき」の一例です。これはこれで、エラーっぽくてそそりますね。

稀少な理由2:車種の少なさ

トミカはこれまで、国内外累計10,000種以上と膨大な車種が作られてきました(2024年時点)。その中で香港トミカは、たった6車種しか作られていません。

  • NIII360
  • カペラ ロータリークーペ
  • ギャランGTO-MR
  • スプリンター1200SL
  • セドリック 4ドアセダン
  • ダットサン1200トラック

香港トミカはすぐに覚えられるほど車種が少なく、特別扱いが定着しやすかったのでしょう。それも稀少性を押し上げた理由になっています。

稀少な理由3:再生産の少なさ

古いトミカなら、当時の形を再現した「復刻版」が出ているのでは? と思われる方もいるでしょう。しかし、香港トミカ全6種は、「厳密に同じ形で」生産されることはありませんでした。

香港での生産が終わった後「スプリンター1200SL」と「ダットサン1200トラック」の2種だけは、日本国内で金型を改修して再生産されました。

ただ、塗装やホイールなど、香港製の特徴であった「品質のバラつき」は無くなり、普通の黒箱トミカと同じクオリティに。これでは再生産であっても「別物」といえるでしょう。

それ以外の4種は、当時の金型で再生産されることは結局一度もありませんでした。

このように再生産も少なかった香港トミカは、本当に1年間限定の稀少品であり続けているのです。

ケーソン

特にNIII360は火災で金型が消失してしまい、再生産は絶望的となっています。

車種名メーカー日本での再生産
スプリンター1200SL(E20系前期型)トヨタあり(金型改修後)
ダットサン1200トラック日産あり(金型改修後)
ギャランGTO-MR三菱なし
カペラ ロータリークーペマツダなし
セドリック 4ドアセダン日産なし
NIII360ホンダなし(工場火災により金型消失)
再生産の状況まとめ

香港トミカの中で「最もレア」な車種は?

香港トミカ6種類は全て非常にレアですが、その中であえて一番レア度の高い車種を挙げるなら?

個人的な好みは置くとして、ダントツで「ギャランGTO-MR」でしょう。

  • 人気の車種である
  • 香港トミカの特徴が強く出ている(ハンドルの大きさ、独特の塗装感など)
  • 国内で再生産がされていない

こういった理由から、他の香港トミカと比べても高い値段がつきやすくなっています。

No.30-1 コルトギャランGTO-MR
ケーソン

この何とも言えない色味(メタリックオレンジ)も印象的です。

「香港トミカ」だけの特徴(見分け方)

香港トミカはバリエーションが少ないので、特定することは難しくありません。しかし歴史が長いために、模造品も多数出回っています。

本物である確信を得るために、香港トミカだけの特徴3つを押さえておきましょう。

①箱(パッケージ)の表記

箱が残っている場合は、まず製造国表記を確認します。「MADE IN HONG KONG」の印字がある箱は、香港製の有力な証拠になります。

ただし、長年の流通のなかで箱と本体が別々に入れ替わっている場合も多いです。表記だけで結論を出さず、印字の位置・フォント・紙の経年劣化の状態も念のため見ておきましょう。

ケーソン

あまりに位置がずれていたり、印刷がボケていたり、紙が新しすぎるのは偽物の可能性がありますね……

②刻印(底面プレート)

最もわかりやすい特徴は、車体裏(底面プレート)の刻印です。シャーシに「HONG KONG」の刻印があれば、香港製と判断できます。

文字は擦れや塗装の回り込みで視認しにくい場合があります。斜め45度から光を当てて影を作る、スマートフォンで拡大撮影するなどの方法が有効です。

③外観パーツの差

香港トミカは、いくつかのディテールが日本製とは異なっています。

刻印のほうが明確に分かりやすいですが、日本製と見比べてみるのも面白いですよ。

箇所香港トミカの特徴
ホイール「1Bホイール」と呼ばれる形状が特徴。日本製初期の1Aホイールとは形が異なる
塗装厚ぼったく、艶が少ない仕上がり
テールランプ着色されている(日本製の一部は無色)
ハンドル日本製に比べて大きめのサイズ

これらのポイントを押さえておけば、自信をもって香港トミカと判断できるようになります。

まとめ:香港トミカが放つロマン

香港トミカは、古くからコレクターの心を掴んできました。全6種、二度と作られない、香港という異国の響き。「幻」と呼ぶにふさわしい特別感です。

独特の塗装や1Bホイールは、現代のトミカと比較しても興味深いところがありますね。

ケーソン

香港トミカを手に取る機会があれば、ぜひ細部まで眺めて楽しみましょう!

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ケーソン
カートイワークス買取スタッフ。 生まれて初めて手にしたトミカは「日産ディーゼル ミキサー車」 憧れは90年代ハイパワー4WD+ターボ。最近大型一種を取得したらしい。
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