
茨城県鉾田市のお客様より、アシェットのビルドアップ型の分冊百科(パートワーク)「ランボルギーニミウラをつくる」未組立セットをお譲りいただきました。ありがとうございます。
買取金額 | 合計89,160円(2024-2025冬の買取キャンペーン適用済) ※買取金額は中古相場や在庫の状況、お品物の状態等により変動いたします。 |
商品名 | 「ランボルギーニ ミウラをつくる」(全8号分欠品) |
メーカー | アシェット |
シリーズ | - |
カテゴリ | 分冊百科、アシェット |
付属品 | - |


本コレクションは2021年から2023年にかけて全100号+延長11号で完結しました。今回お譲りいただいたものは、8号ほど欠号のある状態でした。本体も未組立ですが、こうした状態でも同じように欠号した方や紛失や破損したパーツ取りなどで探している方も少なくはありません。カートイワークスでは欠号ありのビルドアップパートワークも喜んで買取させていただきます。

今回は追加料金によるプレミアム定期購読者を対象としたオリジナルディスプレイケースもあわせてお譲りいただいております。なにげに一番箱が大きいんですよね。

アシェット『ランボルギーニ ミウラを作る』の詳細については以前にも記事にさせていただいておりますが、今回はちょっと1970年代後半のスーパーカーブーム当時の子供が見た、ミウラの印象を語ってみたいと思います。
スーパーカーブーム、その人気のツートップはやはりランボルギーニカウンタックとフェラーリ512BBだったと思います。ポルシェ勢はなんとなく当時から独特の派閥だったような気がしますね。その下はほぼ群雄割拠ですが、カウンタックや512BB以外の魅力を知る人たちは「通」な印象もありました。今思うとカウンタックとかはお子様にも区別が容易なんですよね。カウンタックの徹底した直線と、512BBの曲線が生み出す美は、対立する上でもわかりやすさがありましたし、今も語り継がれる最高速度300km/h対302km/hの対比も、頂上決戦を象徴するものでした。でも多分、当時少し「お兄さん」な年齢になると今度はちょっと方向性の違う車が好きになる。パンテーラとかストラトスとか。「ミウラ」もそういう人たちに人気があったと思います。

あたかも「ランボルギーニは直線だけじゃない」と主張するかのように、カウンタックの陰になりながらも強い存在感を醸し出すデザインのスーパーカー。それが1966年から1973年にかけて生産されたランボルギーニ・ミウラです。デザインは当時新進気鋭のベルトーネカロッツェリアのマルチェロ・ガンディー二。ただし、一説には65年にベルトーネと喧嘩別れして工房を去ったジウジアーロの残したデザインが、ガンディー二のデザインにも影響を与えているのではないかともいわれています。もちろんガンディー二も優れたデザイナーであることは、この後カウンタックのデザインを担当していることからも明白でしょう。


スーパーカーブームの際に小学校低学年だった自分の視点からだと、カウンタックもミウラもわっと登場したスーパーカーの一つであり、カウンタックが「カッコイイ」のに対してミウラは「キレイ」な車というイメージでした。「まつ毛」とも呼ばれるケバケバしいメイクの眼を思わせるライト周りに、逆に奇妙な魅力を感じたのを今も覚えています。当時雑誌のカットなどに登場する擬人化されたミウラも、だいたいまつげの伸びた女性にアレンジされているんですよね。

そしてもう一つ、ミウラの魅力を引き立てていたのが、「幻」の車両といわれるランボルギーニイオタの存在ですね。とはいえこのへんはまた別の機会に。


カートイワークスではアシェットやデアゴスティーニなど各種パートワークの買取をお待ちしております。今回のように欠号ありの場合も喜んで買取させていただきますし、もちろん全号揃いであれば査定金額もアップいたします。ボリュームも大きいものとなりますので、着払いの宅配買取のほかご自宅までうかがう出張買取や、店舗にお持ち込みいただく店頭買取なども対応しております。お客様の御都合にあわせたベストな買取方法をご提案させていただきますので、まずはお気軽にご連絡ください。