レインボームーンカリス──90年代女児も感動!の貴重な2段階変身アイテム

『レインボームーンカリス』 は、アニメ第3作『美少女戦士セーラームーンS』で登場したアイテムです。
セーラームーンが『スーパーセーラームーン』へと覚醒するために必要な「聖杯」であり、シリーズ初となる“二段階変身”を実現しました。
今回は、1994年に発売された玩具版『レインボームーンカリス』の魅力を、アニメ放送当時のエピソードも交えながらご紹介します。
目次
アニメでの登場シーン:一気に物語が動く“覚醒の瞬間”
『レインボームーンカリス』がアニメに登場するのは、『S』後半の山場。
タリスマンが共鳴し、絶望的な状況のなかでセーラームーンが“聖杯”を手に取るあのシーンです。
光に包まれたセーラームーンは、そこで初めて『スーパーセーラームーン』へと覚醒。
これまで以上に強く、そして神秘的で幻想的な存在へと変わる瞬間を象徴するのが、レインボームーンカリスなのです。
カリス本体が淡く発光し、羽根のようなエフェクトと共に姿を変える演出は、当時のファンに強烈なインパクトを残しました。
特に「セーラームーンが新しい形態に変身した!」というワクワク感は、今でも語り継がれる名シーンです。
おもちゃ版レインボームーンカリスの魅力:光・音・存在感!

1994年にバンダイから発売された玩具版『レインボームーンカリス』は、当時の子どもにとって“手のひらに宿る本物の聖杯”と言っても過言ではありませんでした。
① カラーメッキとクリアパーツ素材が美しい
宝石部分はクリアパーツになっており、飾っているだけでツヤツヤと輝きます。
アニメの神秘的な雰囲気をしっかり再現した造形は、今見ても完成度が高いアイテムです。
② 点灯ギミックが豪華

内部のLEDが光り、変身時のような“煌めき”を演出。
暗い場所で遊ぶと、光が反射してさらに美しく、子ども心に「本物みたい!」と思わせてくれる作りでした。
③ 劇中をイメージしたサウンド
レインボームカリスといえば、あの特徴的な音。
おもちゃ版でも劇中を意識したサウンドが鳴り、スーパーセーラームーンに変身する気分を味わえるのが最大の魅力です。
④ 羽の装飾・メタリック塗装の高級感

全体を通してメタリックに仕上げられ、聖杯らしい荘厳さをプラス。
今の大人の目で見ても「この造形、すごい…」と感じる完成度です。
敵に対して使うアイテムは「スパイラルハートムーンロッド」

レインボームーンカリスによってスーパーセーラームーンに変身した後、彼女が手にするアイテムは、前半に引き続き『スパイラルハートムーンロッド』。
このロッドで放つ必殺技は「レインボー・ムーン・ハートエイク」と、技名が更にパワーアップされたものに変更されました。
玩具版『スパイラルハートムーンロッド 』には“隠しボタン”として搭載されており、押すと必殺技発動時のBGMが流れます。
アニメのバトルシーンと同じ「3種類の音が鳴る」という、ギミックの作り込みに驚きました。
次回作『SuperS』では「クライシスムーンコンパクト」でさらに進化!

レインボームーンカリスはS期のアイコン的存在でしたが、次回作『美少女戦士セーラームーン SuperS』へ進むと、『クライシスムーンコンパクト』が登場します。
これを使うとスーパーセーラームーンへ直接変身できるようになりました。
アニメでは 月野うさぎとちびうさが、2人揃って『スーパーセーラー戦士』に変身します。
聖杯が失われてしまったのは少し寂しかったですが、それ以上に「親子2人の変身シーン」に感動したのを覚えています。
まとめ:時代を超えて愛される“聖杯”
レインボームーンカリスは、「ただのパワーアップ変身アイテム」を超えた象徴的存在。
その豪華さと神秘性は、令和になった今でも色褪せない輝きを放ち続けています。
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