【高額キン消し一覧】レアなキン消しの特徴を"現代版まで"解説!

「キン消し」の愛称で知られる
『キン肉マン』消しゴム。
漫画・テレビアニメ『キン肉マン』のヒットに伴い、1983年から販売された塩ビ製のフィギュアです。
当時は、地元の商店や駄菓子屋に友達と集まり
くじ引きや「ガチャガチャ」でキン消しをゲットした人も多いのでは?

1983~1987年当時、キン消しは安いものでは20円のガチャガチャで入手できました。
色やサイズも様々で、どれがレアかあまり気にしなかったかもしれません。
しかし現在、キン消しの中には数万円の高額で取引されているレアものもあります。
中には、50万円を超える高値が付いた種類も!
この記事では、「どんなキン消しがレアなのか?」「特にレアなキン消しの種類一覧や特徴は?」等、
現代版の「キンケシ」も含めて解説していきます。
キン消しとは?
キン消しとは『キン肉マン』の登場キャラクターを象ったフィギュアです。
販売時期や種類は様々あり、主に5つに分類できます。
- レギュラー版(1983~87年)とその復刻版
- チビ消し
- デカ消し
- 無版権もの
- 現代版(2016年~)
レギュラー版

- 初代シリーズ
- 1983年から1987年、ガシャポン用に販売
- 3体100円(当時)
- 4cm程度
- 発売元:バンダイ
80年代だけで累計1億8千万個が売れたといわれる代表的なシリーズです。
全418種・パート30まであり、一作品としては異例の多様さです。
また、続編といえるシリーズ「キン肉星 王位争奪編」も販売されています。1991-1992年のテレビアニメ『キン肉マン キン肉星王位争奪編』の放送に合わせたものです。
復刻版

レギュラー版は、人気キャラクターを中心にたびたび復刻版が発売されてきました。
- 1998年前後の再ブーム
- 2008年『キン肉マン』開始29周年記念など
ちなみに、2008年の復刻以降は「キンケシ」(すべてカタカナ表記)がバンダイの登録商標となっています。
とるとる愛テムmini(バンプレスト) での復刻版

1999年以降、バンプレストも復刻版のキン消しを作っていました。
「とるとる愛テムmini」というキャラクター消しゴムのシリーズのひとつで、主に景品として配られたものです。
型はレギュラー版を元にしているようです。
チビ消し

- 一回りサイズが小さい
- 1体20円、ガチャガチャで販売
- 発売元:バンダイ、アマダ
一回りサイズが小さい「チビ消し」。
80年代当時は、レギュラー版と同じくらいよく見かけました。
デカ消し

- レギュラー版の倍以上の大きさ
- 袋入り、くじの景品等で販売
- 100円程度
- 発売元:丸越、アマダ等
「デカ消し」は、よく駄菓子屋の店頭に下がっていました。
わかりやすく大きいので、他のキン消しとはちょっと違った特別感があったものです。
技ケシ

2体を組み合わせて技の場面を再現する、デカ消しの派生品です。
無版権もの


- バンダイ以外のメーカーが売った、
当時の模造品 - 発売元:今野産業ほか
(不明のもの多数) - クオリティは様々
レギュラー版と同時期に、バンダイ以外のメーカーが販売した「無版権もの」も出回っていました。
のちに通称がついた種類もあります。
- 背中に名前シリーズ(メーカー不明)
- ダメージヒーローズ(今野産業製)
- パロディーファイターズ(今野産業製)
現代版(2016年以降)

バンダイナムコグループの公式通販サイト
- 完全新規造形
- 2体200円程度
- ダイキャスト製、フルカラー版あり
- セット販売や通販が充実
- 発売元:バンダイ
現在まで続いているシリーズです。
2016年10月、バンダイの公式通販サイト『プレミアムバンダイ』にて、予約限定でセット販売が開始。
翌2017年6月からガシャポンでの発売も開始されました。

従来の単色ではなく、高級感のあるダイキャスト製や、フルカラー彩色を行ったモデルもあります。
ガシャポン(抽選)形式ではない、セット販売も充実しています。
レアなキン消しの傾向
キン消し(キンケシ)は様々な種類がありますが、
一体どのようなキン消しがレアなのでしょうか?
現代版よりは昔のシリーズ
原則は、昔のシリーズほどレア度が高いと言えるでしょう。
レア度の目安は次のとおりです。
「無版権もの」(80年代)
>レギュラー版(83~87年)≒「王位争奪編」(90年代)
≒ チビ消し、デカ消し等(80年代当時の関連商品)
>復刻版(98年~2008年)
>現代版(2016年以降)
このような差があるのはなぜか?
80年代に売られていたキン消し(当時もの)は、もう型が残っておらず、厳密に同じ形で作ることができないからです。
復刻版も、当時ものとは形が違うことがあります(後述)。
ただし、復刻版でも高額となるものもあります。
- 「生誕29周年記念~キン肉マン コンプリートDVD-BOX」(予約限定品)

画像:HMV&Books Online
現在も取引される場合あり
基本的には、80年代や90年代初頭の「当時もの」が「レア」といえます。
ただ、当時ものの中でも特にレアなキン消しがあります。
それは「製造数が少なく」「人気が高い」種類です。
製造数が少ない
キン消しの一部のシリーズには、製造数が少ないものがあります。
時間が経つにつれて入手がますます難しくなるため、
稀少価値が上がっています。
各シリーズ終盤
- 「レギュラー版」シリーズ終盤(パート29、30)など

大抵のシリーズは、終盤ほど製造数が少なくなります。
人気のピークを過ぎていくからですね。
「募集超人」
募集超人とは、原作の『キン肉マン』の連載誌で、読者からアイデアを募集し採用されたキャラクターをいいます。

募集超人の中には、本編に登場しなかったマイナーキャラもいます。
そんなキャラの一部は、バンダイ以外のメーカーが「無版権もの」として売っていました。
無版権の募集超人は、製造数が非常に少なかったようです。
結果として、高い値段がつきやすくなっています。
(現時点の)人気が高い
数が少なくても、ファンが「欲しい!」という気持ちを持てるものでないと、レアものということにはなりません。
キン消しは現在、色が人気を大きく左右する要素になっています。
現在、圧倒的に人気なカラーはペールオレンジ(肌色)です。
レギュラー版キン消しには、次の5色がありました。

赤、青、緑、黄、ペールオレンジ(肌色)
どの色も同等に販売されていたはずですが、現在は肌色が人気です。
たしかに現代版のキンケシでも、必ず肌色がラインナップに入っていますね。
では、製造数と人気という2つの観点からレアなキン消しの代表10点を見ていきましょう。
レアなキン消し一覧と取引価格
現在レアとされているキン消しを、
取引価格が高い順にランキング形式で紹介します。
直近およそ5年間のネットオークションの落札相場を元にした目安額となります。出品時の需要、状態などにより実際の価格は大きく変動します。
当ランキングでは、バンダイから発売されていない「無版権もの」も合わせて紹介します。
どれも製造数が非常に少なく、高額で取引されています。
1.募集超人 マンモスマン(無版権もの)

肌色:20~55万 その他色:10~20万
・バンダイ版と細部が異なる(後述)
・製造数が非常に少ないうえに人気
リキャスト品に注意!
レアなキン消しでは、型を取って複製した海賊版
(リキャスト品)が売られていることがあります。

リキャスト品は、ピンクや茶色、蛍光色になっていたり、
型取りの過程で細部がつぶれていたりします。
2.募集超人 ミスター般若

肌色:35万 その他色:4~20万
・本編に未登場
・無版権もの
・製造数が非常に少ない
特徴的な見た目なので、
リキャスト品か否かの判断はしやすいですね。
3.募集超人 グレダー

肌色:12~30万 その他色:7~15万
・原作第7巻の募集超人企画で紹介
・無版権もの
・「幻の未発売超人」と呼ばれる
4.募集超人 ザ・フェンシング

肌色:7~25万 その他色:3~9万
・募集超人の中でも人気が高い
・無版権もの
なお、剣の部分が欠けていると大きく価値が下がってしまいます。
5.募集超人 トレインマン

肌色:10~22万 その他色:5~7万
・本編には未登場
・無版権もの
蒸気機関車のような見た目をした超人です。乗り物系の超人は人気が高いですね。
6.募集超人 バイオレンスマン

肌色:8~20万 その他色:5~7万
・本編には未登場
・無版権もの
バイクをモチーフにした超人です。黄色がよく見られますが肌色も存在します。
7.王位争奪編パート3 サタンクロス

肌色:7~10万 その他色:1万5000~3万
・シリーズ最終弾のため製造数が少ない
→高額になりやすい
後ろ脚のパーツを切り離していないものは、
「未切り」と呼ばれてさらに価値が高くなります。
8.レギュラーシリーズパート30 ロビンマスク

肌色:4~6万 その他色:1~2万
・シリーズ最終弾のため製造数が少ない
→高額になりやすい
原作でも長年人気のキャラクターです。特に肌色は非常に数が少なくなっています。
9.王位争奪編パート2 ホークマン(B)+ナチグロン


赤ラメクリア:20万
通常色:1~6万
・両翼パーツ、ナチグロンが付属
(未切りだと高額に)
・ラメ入りクリア色がレア
人気キャラクター、ホークマンです。
ラメ入りクリア色が存在し、この色のホークマンは非常に稀少とされています。
※他の弾やキャラクターにもラメクリア版は存在しましたが、ほとんど出回っていません。
10.レギュラーシリーズパート30 記念メダル

肌色:5~12万 その他色:1万5千~3万
・王位争奪編最終話のラストシーンを象っている
・復刻版あり
「友情は成長のおそい植物である」から続く名言が聞こえてくるようですね。
このモデルも肌色の人気が高いとされています。
レアなキン消しの見分け方
レアなキン消しを見分けるときのポイントは
「背面の刻印」と「バージョン違い」です。
判別が難しければ、専門業者に任せることもできます。
もしレアが無さそうでも、数を揃えてみると高い値段がつくかもしれません。
背面の刻印を確認
レギュラー版や復刻版には、背面にアルファベットの刻印があります。
キャラクターや作品の権利表記を表したもので、販売時期や製造元を知る手がかりになります。

レギュラー版の例: © YS/S・N・T B・
それぞれのアルファベットは以下を意味しています。
- Y:ゆでたまご(原作者)
- S:集英社
- N:NTV=日本テレビ(アニメ放送局)
- T:東映(アニメーション制作)
- B:バンダイ(版権元)
※Bは〇で囲われていたり、
B・だったり BANDAIだったり、
そもそも入っていなかったりと安定しません。
※復刻版は「Y/S.T」と、Nが抜けています。
レギュラー版の正規品でも、刻印が見つかりにくい場合があります。
例えば、付属品など思わぬ場所に刻印があるモデルです。


「無版権もの」の刻印
「無版権もの」は、基本的に背中に刻印はありません。

しかし「背中に名前シリーズ」と呼ばれる無版権ものには、背面のどこかにキャラ名の刻印があります。

このように、無版権ものの刻印はさまざまです。
一筋縄ではいきません。
バージョン違いに注意
「キン消しとは?」で解説したとおり、キン消しは何回か復刻されてきました。
結果として、同じキャラでもポーズや細部が異なるバージョンが混在しており、それぞれでレア度が異なります。
例えば最もわかりやすいのは「マンモスマン」です。
「無版権もの」とは別に、バンダイが販売していた「版権版マンモスマン」が存在します。
さらに、2008年12月にバンダイが販売した「版権版マンモスマン(復刻版)」も存在します。


これらのマンモスマンは、何十万という値がついている「無版権もの」とは異なります。
「マンモスマン」だからレアだとは限らないのです。
ちなみにマンモスマンは、サイズ違いの「デカ消し」でも登場しています。

インターネットで出品されている場合は大きさがわかりづらいため、他のシリーズと間違えないようにしましょう。
専門業者に依頼
レアなキン消しを見分けるのは、非常に難しいことがわかりました。
判断に迷ったら、専門業者に査定してもらうのも一つの手です。
復刻版かレギュラー版か、リキャスト品か正規品か、付属品が揃っているのか等を確認してくれる可能性があります。
レア以外でも数を揃える
レアではない普通のキン消しでも、数が揃えば価値が高くなる場合があります。
例えば、ある弾を被りなく揃えたコレクションや、同じキャラの色違い、バージョン違い等があれば、
収集家にとっては非常に価値があるでしょう。
キン消しの価値は1個のレア度だけではなく、集めていた当時の熱量でもあるかもしれません。
キン消しの価値を左右する「状態」
どんなキン消しでも、状態が悪いだけで取引の価格が大きく下がります。
状態が悪いために、市場の1割以下の値段になってしまうことも……
昔のキン消しを持っているなら、次の点に気をつけてみましょう。
付属品がそろっているか、破損がないか
サタンクロスやホークマンの項目で解説したように、キン消しには別パーツつきのモデルがよくあります。
すべてのパーツが揃っているか、必ず確認しましょう。
また、説明書(ミニブック)が残っている場合は、セットにしておくとよいでしょう。

破損・溶解を防ぐ方法
「ザ・フェンシング」のように細い部分があるモデルは、うっかり折ったりしないよう注意が必要です。
また、キン消しの素材は化学変化を起こして溶けることがあります。

高温の状態で放置したり、プラスチック製のものと接触していると、溶ける危険が高まります。
長期間保管するときはなるべく涼しい場所で、緩衝材を入れて紙や木製の箱(くつ箱など)にしまうのがお勧めです。
- 緩衝材の例
汚れていないか
汚れが目立つ状態だと、どんなキン消しでも価値が下がってしまいます。

・狭い溝(モールド)に汚れが入っている
・黒ずみ、汚れがついている
キン消しは触って遊ぶおもちゃですから、汚れていることも多いでしょう。
できる範囲で汚れを落としてみましょう。
汚れを落とす方法
水と中性洗剤で軽く洗うことをお勧めします。
細かいところは、毛のやわらかいブラシを使うと届きやすいです。
落ちにくい汚れには漂白剤を使うのも手です。
ただ、キッチンハイターのような塩素系漂白剤はお勧めできません。塩素のにおいがついてしまうことがあるためです。
できれば酸素系の漂白剤を使いましょう。
ダイキャスト製など、金属部分があるキン消しに酸素系漂白剤は使えません。
付属品が揃っていて汚れが少ない状態だと、
どんなキン消しも価値が高くなります。
お持ちのキン消しを確認してみてくださいね。
まとめ
80年代に各地でブームとなり、現在も手軽に入手できる「キン消し」。
中でもレアなキン消しの種類は、当時の製造数や、
キャラや色の現在の人気によって決まっています。
ただし、「人気」は時代状況によって変わり得ます。

実際、「肌色」や「(無版権の)募集超人」は、
発売当初は特に注目されていなかったのに、現在では高額となっています。
もし、あなたがお持ちのキン消しがレアものではなくとも、落ち込むことはありません。
たくさんのキン消しがあるなら、
コレクションとしての価値が高い場合もあります。
付属品や汚れなどの状態に気をつかうと、
さらに価値は高まることでしょう。
参考画像:Yahooオークション Amazon
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